事例紹介Case Study

マスプロダクツ型
雨水排水
ポンプ用減速機の
開発

point

  • 雨水排水ポンプの更新を自動車エンジンを活用して大幅なコストダウンをしようとする国家プロジェクトに石橋製作所が呼ばれてもいないのに主体的に参画。
    その後、マスプロダクツ型雨水排水ポンプの実証事業にも関わり、重要な役割を担う。

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課題・背景

雨量の増大により頻発する水害。
水害防止のための雨水排水ポンプシステムも老朽化が進み予算確保も難しい中、大更新時代を迎えている。
この課題解決の為に、抜本的なコストダウンを実現するシステム開発のためのプロジェクトが国土交通省により組成された。

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課題解決の
お取り組み

目的は、自動車エンジンなどを採用し、排水機場における雨水排水ポンプシステムのコストを最大1/20にしようというもの。
自動車エンジンメーカさんとポンプメーカさんの間に立ち、3種類の異なる特性を持つエンジンと2種類のポンプの組み合わせに対応した試験装置的要素をもった歯車装置を開発。

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成果・今後の
展開

3.5か月という短期間で雨水排水ポンプ用減速機の開発・製造完了までこぎつけた。
そして、筑波における自動車エンジンで雨水排水ポンプを動かすという実証試験も成功裏に完遂。
プロジェクトはフェーズ2として全国6か所にて雨水排水ポンプの実証ステージを経て、フェーズ3として既設雨水排水ポンプシステムの換装段階へ。
今後、石橋製作所は本来の目的である雨水排水ポンプのコストダウンにどのように寄与できるか、そして減速機のメンテナンスのコスト削減に何が必要かを追求していく。

voice

事業ミッションである世の中のタイヘンに挑むという旗印の下、呼ばれてもいない国家事業に名乗りを上げ、水害という地域の課題でもある問題に果敢に挑戦し続けました。

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